Archive for the ‘人材’ Category

つらい仕事のストレスを解消するには

金曜日, 7月 8th, 2022

介護士は、業務の特性上ストレスが溜まりやすい。特に介護業務は人間関係が複雑でありながら、体力仕事でもあるため、かなりのエネルギーを消耗する。そんな中、休日は仕事から離れられる唯一の時間だ。家の用事があったり、子育て中の人は子どものお世話をしたりと、なかなか休まる時間が持てない人も多いだろう。そのような忙しい毎日を過ごしている人は、ぜひ自分へのご褒美として、好きなことに没頭する時間を定期的に設けることをおすすめする。一ヶ月に一度、二ヶ月に一度、半年に一度など、都合に合わせて特別な日を作れば、ご褒美のために頑張れるようになる。

また、介護士は利用者を抱える際、無理な体勢を強いられたり、腕や足など特定の部分に力を入れたりする。その影響で身体に違和感が生じているのなら、マッサージに行って身体をもみほぐしてもらうといいだろう。マッサージは、気持ちよく、癒やしにもなるため、定期的に利用して心身のリフレッシュを図ると良い。

その他、非日常を味わえる旅行もご褒美に最適だ。料理も上げ膳据え膳という特別なおもてなしを受けられる。仕事から離れるだけでなく家の用事からも離れることができるため、心の底から休むことが可能だ。気になっていた観光地を巡ったり温泉にゆっくり浸かったりして、大切な人と最高の思い出を作ることもできる。

旅行より手軽なご褒美を考えるなら、少し豪華なスイーツを食べるのも良いだろう。通販で定期的に話題のスイーツを取り寄せする習慣を作れば、日常の楽しみが増えるだろう。非日常感を味わいたいのなら、人気のお店やスイーツバイキングに足を運ぶのもおすすめだ。

懸念される介護士の人材不足

金曜日, 7月 14th, 2017

世間では、介護士の仕事は腰を痛め体力が続かない、賃金が低いなど、悪いイメージが根付いている。確かに、歩けない方を車いすに乗せるときは、相手の体重を支えなければいけないので、自分の腰、膝に思った以上の負担がかかる。おむつの交換の排便の処理の時は、においが耐えられない。入浴の介助はお湯を使うため、夏は脱水になるのではと思うほど汗をかく。食事の介助は誤嚥しないか不安だし、ゆっくりだと次の業務に差しつかえる。毎日、業務に追われ、利用者とゆっくり話ができない。そして、これらからわかるように、重労働のわりに賃金は低いのである。

施設によっては利用者の中に認知症の方もおり、介護に対し拒否をされる方もいる。このように肉体的にも精神的にもエネルギーを使うことが関係し、介護の現場は慢性的な人手不足だ。大変な仕事だが、この職を選んだときは誰しも、他人のために何かをしてあげたい、役に立ちたいと思っただろう。そんな人たちの気持ちを大切にして、やりがいや充実感を得られるように、つらいと思うことなく、また、転々と職を変わらなければならないようなことがないようにしなければならない。また、人材不足で起きやすいのが仕事量の過多だ。仕事を辞めたいと思うほどきつい思いをしている人のフォロー体制も必要だといえる。中には無理をしすぎてつらい気持ちが麻痺をしてしまっている人もいるかもしれない。心の病気になってしまった時には、もう手遅れである。「つらいけど自分しかいないからとにかく頑張る」というのが一番危険だ。仕事がつらいと感じる要因や対処法について、こちらにわかりやすくまとめてあるので気になる方は見てみるといいだろう。

将来を考えてみても、業務や賃金を改善していく必要があるのは一目瞭然だ。法人単位での努力も必要だが、地域、国を挙げて取り組まなければならない。これは、超高齢者社会を迎えている、我が国の早急に解決すべき問題である。