心身共に大変なイメージのある介護系の仕事。実際に介護職で活躍している方の中には、何かしらつらい思いを持ち合わせている方も少なからずいるだろう。その原因は、様々であるが、その様な思いを持ち合わせている方は意識改革をすることが大切だ。
世の中には、需要が少ない内容に対して競争を行っている方々もいる。例えば、羽毛布団などのセールス販売などもその一つである。布団などは、既に持ち合わせている事も多くあり、欲しい欲求を作り出す事は簡単な事では無い。反面的に介護系の仕事は、その役割を求める方々のニーズが多く、そこにいるだけで達成感を得やすい仕事と言えるだろう。
また、工場などの流れ作業に携わっている方々の多くは、実際に利用するユーザーの姿を見る事が出来難い。比較して介護の仕事内容の多くは、実際に人と接する機会が多くあり、喜ばれる姿を肌で感じ易い仕事内容の一つである。つまり、自身に対する存在意義を感じ易い仕事と言えるだろう。このように、介護ならではの魅力を考えてみると、いい部分が見えてくるかもしれない。
人には、自身に意識が集まり易い人と、他の人に意識が集まり易い人に分かれる。自身に意識が集まり易い人は、仕事の中で欲求が満たされない場合において、つらい思いを持ちやすくなる傾向がある。そうした気持ちを吹き飛ばすのに最適なのが、他の人の為を考える奉仕の心だ。自分の不満に向けられている視点を、他の人を救うことに向けられればきっと心にパワーが湧いてくることに気付くだろう。相手が喜ぶ顔をみれば、おのずと嫌な気持ちも小さくなっていくものだ。仕事がつらい時には、マイナス思考的な視点に意識を向けるのでは無く、少しでもプラス思考になる視点に対して意識を向けていく事が大切である。